新潟に来たら外せない!おすすめご当地グルメ

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公開日:2022/9/30

新潟に来たら外せない!おすすめご当地グルメ

お米はもちろん、海の幸も山の幸も豊富な新潟。郷土料理や地元で話題のグルメ、家庭で定番のソウルフードなどの「ご当地グルメ」がたくさんあります。今回は、新潟で愛されている、おすすめのご当地グルメをご紹介します。

へぎそば

新潟県魚沼地方発祥の蕎麦で、つなぎに「布海苔(ふのり)」という海藻を使った蕎麦を、「片木(ヘギ)」といわれる四角い器に盛り付けられているのが特徴です。魚沼地方で盛んだった織物の糸を張るために使用されていた布海苔を蕎麦のつなぎに使用したのが始まりだったとされ、布海苔をつなぎに使うことで普通の蕎麦と比べて独特のコシの強さとツルツルした食感が生み出されます。

盛り方も特徴的で、布海苔を使う事でそば同士がくっつきやすいため、食べやすくするために1口程度に丸めて盛られます。これを「手繰り」といい、「手繰りそば」とも言われています。また、昔十日町でわさびが採れなかったことから、薬味にからしを使うお店も多数見られます。

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タレカツ丼

古くから北前船で栄えた新潟の港町。洋食文化も早くから取り入れられ、西洋料理の盛んな街でもありました。昭和初期の頃、当時モダンな料理だったカツレツを醤油ダレにくぐらせてご飯の上に乗せた「タレかつ丼」が誕生し、新潟市民のソウルフードとして今も親しまれています。

一般的なかつ丼のカツは分厚い肉を揚げてありますが、タレカツ丼のカツは肉を薄く叩いて揚げ、簡単に噛み切れるのが特長です。卵とじでなく、ごはんとカツのみのシンプルな料理で、日本人の大好きな甘辛い醤油ダレの味は、米どころ新潟の炊き立てご飯が止まらない美味しさです。

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笹団子

笹の葉に包んでスゲなどの紐で結んだ俵形のお団子「笹団子」は、新潟の名産品として知られています。新潟の中越・下越地方などで、初夏の笹がきれいな時期やよもぎの季節に各家庭でつくられ、初夏を彩る蒲原の祭りや五穀豊穣を祈る神事にはなくてはならないものだったと言われています。笹には殺菌作用があることから戦国時代「上杉謙信が携帯食にしていた」とも言われています。

よもぎなどを加えてよくこねた団子生地に小豆のあんを包み、それを笹で包んでスゲやイグサで縛り蒸し上げて作ります。笹に包んでから蒸し上げるので笹の香りが団子に移って爽やかな香りが上品な逸品で、今でも新潟の各所で購入することができます。

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とん汁ラーメン

「新潟5大ラーメン」に負けじと人気があり、今や新潟6大ラーメンと呼び名が高い「とん汁ラーメン」。新潟県の上越地方中心に食べられているご当地ラーメンで、豚汁定食を提供する多くの食堂で食べることができます。ラーメンにとん汁をかけた一風変わった一品ですが、エースコックのカップラーメン「妙高とん汁ラーメン」のモデルにもなっている全国レベルの人気ラーメンです。

豚肉と玉ねぎのうま味が染み出た優しく味わい深いとん汁は、コシの強い中太麺と相性抜群。食べ応えもあり、ほっこりするだしの味は日本人の心をわし掴みにします。

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佐渡天然ブリカツ丼

「佐渡ご当地グルメ普及促進協議会」がレシピを考案し、2010年に誕生した佐渡の新ご当地グルメ。地場産米粉を使った衣で揚げた天然ブリのカツを、特製あごだし醤油ダレにくぐらせて、佐渡産の米を焚き上げたご飯上に乗せたカツ丼です。脂ののった一番美味しい時期に佐渡沖を通過するブリ。冬の日本海のもまれた寒ブリはとろけるような美味しさで、ブリかつにすることでそのジューシーな身を堪能できます。

佐渡島内のお店で食べられるほか、「うまさぎっしり博新潟」や「新潟冬・食の陣 当日座」などのイベントでハーフサイズの佐渡天然ブリカツ丼を食べる事ができるので、新潟の食イベントも要チェックです。

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南魚沼産コシヒカリ

日本一の米どころとして知られる新潟県。様々なブランド米が存在しますが、コシヒカリの本場「南魚沼地域」で収穫されたコシヒカリ「南魚沼産コシヒカリ」は中でも特に品質の高いと言われています。デンプンを多く蓄積し、甘味のあるお米が育つ条件である“昼夜の気温差が非常に大きい”ことや、豪雪地帯のために山からの“ミネラルが豊富な雪解け水”がお米に栄養分を与えてくれるなどの様々な好条件と、農家さんの手間ひまかけた愛情が重なって奇跡的に美味しいお米が生まれるのです。

ツヤがあり一粒一粒が存在感を放ち、炊き上げる湯気も食欲をそそります。食感はもっちりとして噛めば噛むほど口の中で優しい甘みが広がり、一度食べたら忘れられない美味しさです。

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背脂ラーメン

「新潟5大ラーメン」の1つ「燕背脂ラーメン」は、スープの上に散りばめられた口の中でとろける背脂が特徴のラーメンです。洋食器産業で有名な燕市の職人さんたちの要望で、麺は太く伸びにくく、味は濃い目、そして冷めぬように背脂を網で振るって「チャッチャ」とスープの上に振りかけたのが始まりとされています。そのため「背脂チャッチャ系」とも言われています。

スープは煮干しベースに豚骨スープを加え、麺は極太の縮れ麺。背脂は他の部位に比べて融点が低いため溶けやすく、口の中でとろけるような食感を生み、独特の旨味とコクは全国にファンが多いラーメンの1大ジャンルになっています。

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栃尾の油揚げ

普通の油揚げとまったく異なる、驚くほど豪快な大きさで、食卓の主役を飾る栃尾の「油揚げ(あぶらげ)」。とても分厚くて大きく、そのサイズは長さ22cm、幅7cm、厚さ3cmもあります。通常の油揚げと区別するために「ジャンボあぶらげ」と呼ばれたりもするのだとか。栃尾にはなんと、16店もの油揚げのお店があり、お店ではここでしか食べられない「揚げたての栃尾揚げ」が食べられます。

揚げてありますが大豆の淡泊な風味と香ばしさで、大きくてもペロッと完食してしまいます。アツアツに醤油を回しかけていただくのが栃尾流。店舗でしか食べられない”揚げたて”は、一度食べたら忘れられない味なので、ぜひ現地で食べてみてください。

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